チャットレディというとアダルトな仕事というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実際はアダルトとノンアダルトにわかれており、性的なサービスをしなくてもできる仕事です。
チャットレディの仕事は在宅で行うだけでなく、専用の部屋があるところに通う形(通勤)で行うこともできます。
また、声だけのボイスチャットやメールチャットなどいろいろなやり方があります。
このページではこれからチャットレディを始めたいという人のために、その種類や仕事の見つけ方、効率よく稼ぐ方法などについて解説します。
チャットレディとは?
チャットレディとは、パソコンやスマホを通じて男性と会話をして稼ぐ方法です。
そのため、コミュニケーションが得意な人には有利な稼ぎ方です。
チャットレディの仕事は性的なサービスを伴うかどうかでアダルトとノンアダルトにわけられますが、ノンアダルトだと稼げないというわけではありません。
チャットレディと聞くと水商売だと思う人も多いでしょうが、人と話すのが得意であれば健全に稼ぐことも可能です。
また、容姿にそれほど自信がなくてもチャンスがあるのがこの仕事の特徴です。
チャットレディの仕事内容を理解
チャットレディの仕事にはいくつかのタイプがあります。ここではそれぞれのタイプについて簡単に解説します。
- ノンアダルトチャットレディ
- アダルトチャットレディ
- メールレディ
- テレホンレディ
ノンアダルトチャットレディ
ノンアダルトのチャットレディは、性的な会話や行為を伴わないで可能なタイプの仕事です。
チャットレディは性的なサービスをしないと稼げない印象があるかもしれませんが、実際はごく普通の会話をしているだけでも稼いでいる人はたくさんいます。
チャットにはパーティーチャットと2ショットチャットがありますが、2ショットで長時間利用してくれる固定客が見つかると稼ぎが増えます。
そのため、固定客を増やすように工夫しましょう。
アダルトチャットレディ
チャットレディは男性が利用客なのでやむを得ないですが、単に会話をしているだけでなく、性的なサービスを伴うアダルトチャットのほうが稼ぎは良いです。
ただし、性的なサービスといっても風俗店のように直接男性と接触するわけではないので、実際に行っている人にとってはハードルが低いのかもしれません。
メールレディ
普通のチャットレディは映像を通じてやりとりをしますが、メールレディは文字通り、メールで男性とやりとりをするタイプの仕事です。
映像を通じてやりとりをする場合は時間的な拘束がありますが、メールレディであれば手の空いたときに返信すれば良いというメリットがあります。
もちろん単価は安いので大きく稼ぐことはできませんが、文章を書くのが得意なら向いているかもしれません。
テレホンレディ
テレホンレディは後述するスマホを使用したチャットレディとは違い、電話を使用して声だけで男性の相手をするサービスです。
副業としてチャットレディをする場合、身バレして勤務先の人に知られてしまうとマズいという人もいるでしょう。
そのような場合でも、声だけならよほど特徴がない限りはわかりませんので心配ありません。
ただし稼ぐ難易度は、映像を通してやりとりするタイプと比べれば上がります。
稼ぎたいなら顔を出せるほうが有利であることは間違いありません。
パソコン不要。スマホのみで働けるチャットレディも人気
チャットレディの仕事はパソコンを利用して行うのが一般的ですが、スマホだけでも可能な運営会社があります。
そのため、チャットレディの仕事はパソコンがなくても在宅でできます。
ただし、Wi-Fi環境でないと通信が途切れることがあるので、利用客に不満を持たれて稼ぎにくくなります。
また、携帯電話の通信料にも注意が必要です。
選べる働き方。通勤するか、在宅で働くか
チャットレディの仕事は運営会社が用意している部屋を利用する通勤タイプと、自宅で行う在宅タイプの2つがあります。
ここではそれぞれのメリット・デメリットについて解説しますので、どちらが自身に合っているか考えてみましょう。
通勤で働くメリット(在宅のデメリット)
ここでは通勤で働くことのメリットについて解説します。通勤のメリットは在宅のデメリットと言っても差し支えないので、両者を合わせて説明します。
- 通勤なら必要なものがすべてそろっている
- 通勤なら自宅でできないという人でも可能
- ついサボってしまうのを避けられる
通勤なら必要なものがすべてそろっている
通勤で働く場合は、必要なものがあらかじめすべてそろっています。
そのため、性能の良いパソコンやWebカメラなどを買う必要がありません。
また、部屋を片付ける必要がないというのも通勤のメリットです。
通勤なら自宅でできないという人でも可能
結婚していて夫に内緒でやりたいと考えている人や、ワンルームの賃貸住宅に住んでいて大きな声を出せないという人でも通勤なら問題ありません。
ついサボってしまうのを避けられる
通勤で仕事をする場合、普通のアルバイトとはやや違うもののそれなりに仕事の緊張感があります。
そのため、自宅だとサボりがちでも通勤してスタッフの人と話していれば働く自覚が生まれ、収入も安定しやすくなります。
在宅で働くメリット(通勤のデメリット)
続いて在宅で働くメリットを解説しながら、同時に通勤のデメリットについて説明します。
- 全国どこでも可能
- 通勤で働く場合よりも報酬が高い
- いつでもできる
全国どこでも可能
言うまでもなく、在宅でネット環境を使用して行うなら全国どこにいても可能です。
通勤の場合は運営会社が用意している場所に通う必要があるので近くになければできません。
通勤で働く場合よりも報酬が高い
通勤の場合は運営会社側も必要なものを用意するコストがかかっているので、通勤よりも在宅のほうが報酬は高く設定できます。
いつでもできる
通勤の場合は部屋が満室だと利用できない可能性がありますが、在宅ならそのようなことはありません。
そのため、いつでも部屋の空きを気にすることなく働くことが可能です。
また、通勤する時間もかからないのでラクです。
どちらの場合も、「業務委託」として働くことがほとんど
仕事の報酬は通勤であったとしても業務委託契約を結んで働く形になるので、受け取った報酬については給与所得になりません。
そのため、確定申告が必要になることがあります(後述します)。
お金の話。チャットレディはどれくらい稼げるのか?
チャットレディの仕事をするなら、事前にどれくらい稼げるのか知っておきたいですよね。
ここではチャットレディの報酬相場について解説します。
時給を左右するアダルト、ノンアダルトの境目
チャットレディの報酬を大きく左右するのはアダルトなのか、ノンアダルトなのかという点です。
チャットレディの報酬は会話1分あたりで決められていることが一般的です。
ノンアダルトなら1分あたり70円程度ですが、アダルトだと90円程度になります(2ショット、在宅の場合)。
通勤の場合はここから20円ほどマイナスになります。
なお、テレビで紹介されたことのある「みぃ子」氏は年間で1億円の売上があるということです。
アダルトならここまで稼げる可能性がありますが、普通の人で稼いでいる部類に入る人なら月100万円が1つの目安になるでしょう。
また、時給だけでなく2ショットチャットなのかパーティーチャットなのかによっても稼ぎが変わります。
パーティーチャットの単価は2ショットチャットよりも低いですが、人数が多いので稼ぎはよくなります。
大勢の相手をうまくこなせるなら2ショットよりも稼げるでしょう。
歩合制が中心。頑張れば頑張るほど稼げる
チャットレディの仕事は基本的に歩合制です。
そのため頑張れば頑張るほど稼げますが、うまくいかなければまったく稼ぐことができません。
人気のあるチャットレディの場合、パーティーチャットで多くの人を集められれば1時間で数万円の稼ぎになることもあります。
これくらい稼ぐのは普通の人では難しいでしょうが、在宅で利用者の多い時間に絞って活動すれば、時給換算ではかなり割の良い仕事になるでしょう。
既婚者・熟女も需要が高い!40代・50代でも働ける
ライブチャットの中には既婚者や熟女専門のところもあります。既婚者かどうかというのは黙っていればわかりませんが、年齢はごまかしにくいですよね。
でも熟女専門のところでは50代で登録している人もいます(さすがに数は少ないですが)。
有名人で「美魔女」と呼ばれる人も増えているので、40代ならまだチャンスはあるでしょう。
稼いだらきちんと納税。確定申告も忘れずに
先述したとおり、チャットレディの仕事は業務委託契約になるので、運営会社から受け取る報酬は「給与所得」にはなりません。
会社員の場合は収入が少額なら雑所得として扱われ、所得が20万円以下なら確定申告は不要です。
しかし、継続してそれなりの収入があると事業所得になり、副業でも確定申告が必要になる可能性があります。
扱いは税務署ごとにやや異なるようなので、心配なら税務署に問い合わせて確認するのが良いでしょう。
チャットレディで働くために必要なもの
ここではチャットレディの仕事を始めるうえで必要な道具、費用などについて解説します。
初期費用・登録料について
ライブチャットを始めるうえで、運営会社に登録するための登録料や会費のような費用はまったくかかりません。
ただし、在宅で働くときはパソコンやウェブカメラがなければその購入費用がかかります(スマホで始めるなら不要です)。
運営会社の中には登録をして一定の条件を満たすとお祝い金を払ってくれるところすらあります。
機材の購入費用以外は特に心配は要りません。
必要な器具・準備物について
チャットレディを始めるためには最低限、スマホが必要です。スマホで仕事をするならイヤホンマイクがあると便利です。
また、Wi-Fi環境があるのが望ましいです。
それなりに稼ぎたいならパソコンがあったほうが良いでしょう。
パソコンにカメラがついていない場合は外付けのウェブカメラを用意する必要があります。
これは2000円程度で手に入ります。
なお、先述した「みぃ子」氏は頻繁に衣装を変えるため、衣装代も必要になるようです。
これも稼ぐための1つの工夫です。
安心・安全に働けるチャット業者の紹介
ライブチャットの運営会社は数多くあります。
ここではその中でも比較的、安心して働ける業者を5つ紹介します。
- ポケットワーク
- モコム(Mocom)
- VI-VO(ビーボ)
- キューティーワーク
- ライブでゴーゴー
ポケットワーク
全国に数多くの通勤用オフィスを持つ運営会社です。
札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡に部屋があり、それぞれ30~100室あります。
通勤で働く場合はスタッフから対面でアドバイスを受けられるので、初めてチャットレディとして働くならこうした会社で働くと最短で稼げるようになるでしょう(ポケットワークは在宅でも働くことが可能です)。
モコム(Mocom)
モコムはモバイル専用のライブチャット運営会社で、スマホだけでなくフィーチャーフォンにも対応しています。
アダルトチャット専用のサービスなので、ノンアダルトの仕事を希望する場合は他のサービスを利用しましょう。
VI-VO(ビーボ)
VI-VOではビデオチャット・ボイスチャット・メールチャットの3つから選んで働くことができます。
基本的にアダルトチャットだと考えてください。
メールチャットは男性からメールを受け取るごとに報酬が発生します。
そのメールに画像や動画がついていると、さらに報酬は高くなります。
女性から男性にメールを送っただけでは報酬は得られませんが、そのメールに画像や動画がついている場合は報酬になります。
そのメールを多くの人に送り、開封されるとその人数分の報酬が得られます。
キューティーワーク
http://cutie-work.jp/index.php?b=1023&tmpl=index.html&a8=
キューティーワークは通勤でも在宅でも働くことができるライブチャットの運営会社です。
報酬は1分ごとに65~120円で、通勤の場合の勤務地は新宿です。
興味はあるけど本格に働くのはどうかと迷っているなら体験入店ができるので、問い合わせてみましょう。
ライブでゴーゴー
ライブでゴーゴーは、ホームページに「ノンアダルト」とはっきりと書かれているノンアダルト専門の運営会社です。
そのため、事務所に行ってアダルトな対応を要求されるということもありません。
10年以上の運営歴があり女性スタッフが多いので、比較的安心して利用できるでしょう。
チャットレディで働くメリット
ここではチャットレディとして働くメリットについて整理します。
- 高収入が期待できる
- 資格不問・誰でもできる
- 体験入店・日払い可能
- 男性に体を触れられることはない
- 基本的にノルマはない
高収入が期待できる
先述しているとおり、チャットレディは報酬が高いです。
パーティーチャットで多くの人数を集められれば、1時間あたりで1万円を超える報酬になることもあります。
そのため、取り組み方次第では一般的なアルバイトよりもはるかに稼げます。
資格不問・誰でもできる
チャットレディで働くうえで資格や特別な経験は必要ありません。
強いて言えばコミュニケーション能力くらいです。
体験入店・日払い可能
通勤タイプで働ける運営会社の場合、体験入店の制度を設けていることがあります。
続けられるか不安なのでとりあえずちょっとだけやってみたいというときは、体験入店制度のあるところを検討しましょう。
また、報酬を日払いで受け取れるところもあります。
ただし在宅なら振込なのでその都度手数料が必要ですし、通勤でも支払ってもらえる報酬に上限がある場合もあります。
男性に体を触れられることはない
アダルトチャットであったとしても、相手の男性はすぐ近くにいるわけではないので体を触れられることは100%ありません。
これは風俗店で働くのと比べれば大きなメリットです。
基本的にノルマはない
ライブチャットの仕事にはノルマはありません。
その代わり固定報酬もありませんので、お客さんが得られなければまったく稼げないのがデメリットです。
※トラブル回避。知っておきたいチャットレディの危険・デメリット
ライブチャットの仕事にはトラブルの危険性もあります。
ここではライブチャットで働くことのデメリットについて解説しますので、よく理解してから始めましょう。
- 身バレの可能性がある
- 画像や映像がネット上に流出する危険性がある
- ノンアダルトなのに、アダルト行為を要求されることも
- 悪徳業者による搾取。倒産による賃金未払いの可能性も
- 基本的には一人でがんばるしかない
- 昼夜逆転の生活になりやすい
身バレの可能性がある
ボイスチャットやメールチャットであれば身バレする危険性はありませんが、通常のライブチャットの場合は顔を見せているので知っている人に見つかる危険性があります。
また在宅チャットの場合、窓から自宅周辺の風景が映ってしまうと、そのわずかな情報で自宅を特定される危険性もあります。
そのため、映像の内容には十分に注意してください。
画像や映像がネット上に流出する危険性がある
パソコンやスマホに映った映像は録画したり撮影したりすることが可能なので、悪意のある利用客がそれをネットに流出させる危険性があり、拡散されると知人に見つかる可能性もあります。
こうしたリスクはそれほど高くないかもしれませんが、心配な利用客がいる場合は運営会社に相談しましょう。
ノンアダルトなのに、アダルト行為を要求されることも
ライブチャットは決して安くないサービスなので、一般常識を心得ている利用客のほうが多いでしょう。
ただし、つい悪ノリしてアダルトな行為を要求してくることも考えられます。
ノンアダルト前提のサービスなら拒否できるので、上手な対応を考えておくのが良いです。
悪徳業者による搾取。倒産による賃金未払いの可能性も
運営会社の中にはきちんと報酬を支払う意思がないところもあるかもしれません。
また、経営状態が良くないところだと、報酬を受け取る前に倒産してしまう可能性もないとは言えません。
そのため、働き始める前になるべくしっかりした会社を選ぶのが良いです。
働き始めてから何かおかしいと感じたのなら、なるべく早めに他の会社に切り替えましょう。
基本的には一人でがんばるしかない
在宅で仕事をする場合、近くに上司や先輩がいるわけではないので仕事のコツを教えてもらうことができません。
ただし通勤ならスタッフに教わることは可能です。
昼夜逆転の生活になりやすい
ライブチャットの需要が多いのは夜から深夜にかけてです。
稼ごうと思ったら利用客のニーズに合わせないといけないので、必然的に夜中心で働くことになるでしょう。
そのため、昼夜逆転の生活になりやすいですし、副業で行うなら平日に取り組むのは少し難しいです。
怪しい、ブラックなチャット業者を見分けるポイント
ライブチャットの運営会社を選ぶときは、ホームページに掲載されている内容をしっかり確認しましょう。
たとえば、ホームページに会社概要についての記載がないようなところは避けるべきです。
また、情報量が乏しい会社も避けましょう。
単にホームページがきれいなだけで内容が薄い会社は、仕事に対する姿勢もそれなりである可能性が高いです。
通勤で働ける環境を用意しているところは比較的しっかりしていると考えられるので、迷ったら体験入店をして様子を確認するくらいの気持ちで運営会社を選ぶと失敗するリスクは低くなるでしょう。
まとめ:稼げる可能性は高い。確かな業者を選んで、安心した副業を
ライブチャットは水商売のようなイメージがありますが、実際はノンアダルトでもできる仕事ですし、人と会話をするのが得意であれば稼げる仕事です。
仮にあなたがライブチャットにあまり良くないイメージを持っていたのなら、それだけライバルが少ないということにもなります。
そのため、稼ぐチャンスが大きいとも考えられます。
何事も実際にやってみないとわかりません。
辞めるのも簡単なので、興味があるなら先入観を捨て、とりあえず始めてみると良いでしょう。