夫の借金癖が治らない。妻の力で借金依存症の旦那を救う方法

何度注意しても、何度痛い目を見ても夫の借金癖が治らないとなれば、奥さんとしては途方にくれてしまいますよね。

愛想をつかして出ていこうと思ったこともあるのではないでしょうか。

夫の借金癖が治らない場合、むやみやたらに注意するよりも、なぜ治らないのか一緒に考えた方が結果的に良い方向へ導くことができます。

つまり、夫の借金癖を夫一人の問題と思うのではなく、夫婦・家族の問題と考えた方が解決の道筋が見えてくるということです。

そこで、このページでは夫の借金癖の対処法について紹介します。

なぜ借金をするのか?世の中の夫が借金する理由は?

夫が借金をする理由としては、以下のようなものが考えられます。

  • ギャンブルにはまっている
  • 外で飲酒する機会が多い
  • 欲しいものはガマンできず買ってしまう
  • ストレスを買物やお金を使うことで解消している

このような傾向があるとお小遣いではお金が足りなくなってしまい、キャッシングをしたり消費者金融からお金を借りたりする原因になるでしょう。

夫の借金癖を治したいのであれば、まずは何が原因になっているのか把握してください。

金融庁では過度な借金について注意喚起を行っており、計画的な借入れを行うよう勧めています。

計画的な借入れを行うには

  • 多重債務等に陥らないために以下の点等に注意が必要です。
  • 本当に借入れが必要か。(必要としない借入れは行わない。)
  • 無理なく確実な返済が可能か。(借入れ前に毎月の返済額等を計算してみる。)
  • 契約内容を理解できたか。(契約前には必ず契約書の金利や手数料の額又は契約内容をよく確認してください。また、契約書はトラブル防止のために必ず保管してください。)

引用元:金融庁

これらを参考にしながら、借金癖が治らない原因について探っていきましょう。

借金がやめられないのは依存症が原因の可能性も

借金がやめられなくなるのは、タバコやアルコール、ギャンブルなどの依存症になっていることが原因かもしれません。

こうした依存症を抱えているとお金がかかるので、足りなくなればどこからか借金をしてでも何とかしようと考えるものです。

その結果、家族に内緒で多額の借金を抱えるということが起きてくるのです。

依存症が原因で借金をしているのであれば、その原因である依存症を治すことが結果として借金癖を治すことにつながります。

夫の借金癖を治すための対処法

夫の借金癖が治らない場合は、次のような対策を実行してみてください。

  1. 夫の言い分を聞く
  2. 話し合いを持つ。必要に応じて第三者に入ってもらう
  3. 借金する理由をつきとめて出費の元を断ち切る
  4. 強制的に借金できない状況を作る

1.夫の言い分を聞く

夫の借金癖を治したいなら頭ごなしに責めるのではなく、まずは夫の言い分を聞いてみましょう。

もしかしたら、それなりの理由があるかもしれません。

夫と向き合って話し合いをするだけで解決するなら、それが一番簡単な方法であることは間違いありません。

何か誤解をしているといけませんので、まずは正攻法で対処してください。

2.話し合いを持つ。必要に応じて第三者に入ってもらう

もし、夫と話し合いをするときに冷静な対応ができそうにないなら、第三者に入ってもらいましょう。

一番いいのは夫の両親かもしれません。

第三者にいてもらった方が客観的に判断できますし、お互い険悪なムードになりにくいことから妥協案も出やすいです。

3.借金する理由をつきとめて出費の元を断ち切る

話し合いをした結果、夫が借金をする理由がわかったら、出費の元を断ち切るようにしてください。

たとえばタバコやアルコールが原因なら医療機関で相談するのも1つの方法です。

禁煙外来やアルコール専門外来のある医療機関で医師の協力のもとで取り組めば、夫婦だけで解決するよりもスムーズになるでしょう。

4.強制的に借金できない状況を作る

夫の借金を強制的に辞めさせるには、借金できない状況に追い込むことも重要です。

所持品や生活習慣に変化を与えれば、借金はなくなります。

たとえば以下のような方法です。

  1. クレジットカード・ローンカードは破棄、解約
  2. 身内からの金銭的な援助は断ち切る
  3. お金を借りないように行動を監視する

クレジットカード・ローンカードは破棄、解約

所有しているクレジットカードやローンカードが原因なら、思い切って破棄・解約してしまいましょう。

そうすれば、借りたくても借りられません。

いつでも借りられる状況にあることがいけないので、カードを没収することは即効性もあり、効果的です。

身内からの金銭的な援助は断ち切る

金融機関から借りられなくなったら、身内からお金を借りる可能性があります。

お金を貸してくれと頼まれそうな心当たりのある人に対し「夫がお金の話を持ちかけてきたら断固断って欲しい」とあらかじめ伝えておきましょう。

お金を借りないように行動を監視する

常に夫の行動に目を光らせることが、借金防止につながります。

たとえば夫がギャンブル好きの場合、休日になると馬券売り場や競艇場に行く可能性が高いです。

もちろん、夫は外出するときにそうしたところに行くとは言わないでしょうが、怪しいと思ったら行かないようにクギを刺しておくだけでも違います。

子どもや認知症の高齢者ならGPS機能つきの携帯をもたせることでどこにいるか把握できますが、さすがに普通の大人が相手では難しいでしょう。

こっそり仕込むと見つかったときにケンカになるからです。

お金のかからない趣味を持たせる

ストレス発散のためにお金を使っていることが原因なら、お金のかからない趣味を持たせてそれを代償行動とし、上手にストレスを発散させるようにすることが効果的です。

たとえば草野球チームに入ることを勧めたり、インターネットの将棋や囲碁を進めたりするなどです。

こういったものなら毎週何万円も使うことはありません。

自分の手に負えないと感じた時は専門機関に相談

もし、夫の借金が多額になってしまって対応に困っているなら専門機関に相談してみましょう。

借金問題が無料で相談できる、代表的な全国の専門機関

無料で相談にのってくれる3つの専門機関を紹介します。

  1. 国民生活センター
  2. 全国の弁護士会・司法書士会
  3. 日本貸金業協会
1.国民生活センター

国民生活センターは本来、企業が販売する商品やサービスに対する消費者の苦情を受け付けるところですが、多重債務の相談も行っており、実際に年間で2万件程度の相談が寄せられています。

ただし相談することは可能でも、踏み込んだアドバイスを期待するのは難しいです。

そのため、本格的な相談は次に説明する弁護士会や貸金業協会を利用するほうが良いでしょう。

参照:独立行政法人 国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/

2.全国の弁護士会・司法書士会

全国の弁護士会には法律相談センターがあり、クレジット・サラ金相談などについては無料で相談にのってくれます(相談内容によっては有料です)。

また、各地の司法書士会も同様に無料で相談にのってくれます。

相談の方法は面談だけでなく電話でも可能ですし、出張での相談も行っています。

多額の債務ある場合は1人で悩むのではなく、専門家の力を借りて解決するのがベストです。返済を負担に感じたら早めに相談するのがおすすめです。

参照:日本弁護士連合会 法律相談センター
https://www.nichibenren.or.jp/contact/consultation/legal_consultation.html

3.日本貸金業協会

日本賃金業協会は「賃金業相談、紛争解決センター」を設けています。

ここでは借入や返済の相談、多重債務者の救済処置などについてアドバイスを行っています。

また、賃金業者の業務に対して不安なことがあれば、そういった話し合いもできます。

一般相談や苦情、トラブル申し立てなども無料です。

参照:日本貸金業協会 借金の支払いについて
https://www.j-fsa.or.jp/personal/trouble/

返済で切羽詰まっているなら、直接弁護士事務所へ相談を

もし、期日が迫っているのに返済が難しいというような状況なら、無料相談ではなく直接、借金問題を専門に扱っている弁護士や司法書士の事務所へ出向いて相談するほうが良いでしょう。

借金問題の解決は債務整理という有効な手段があり、過払い金請求や個人再生、自己破産などさまざまな方法で対応してもらうことができます。

こうした手続きは素人が行うのは難しいので、専門家の手助けが必要です。

そのため、時間的な猶予がないのであれば適切な対応が可能な専門家に依頼するのがおすすめです。

将来が見通せない、回復が見込めない場合は離婚も視野に

夫の浪費癖を苦にして離婚を考える女性は決して珍しくありません。

これまで解説してきたような方法を実行しても夫に改善がみられないのであれば、離婚も視野に入れたほうが良いかもしれません。

離婚はあくまでも最後の手段ですが、離婚を考えるくらいの状態なら専門家に相談して対策を考えてください。

離婚をするとその後の生活で悩む人が多いので、離婚をする前にアドバイスを受けておくべきだからです。

借金を理由に離婚できるのか?

結論から言うと、夫の借金(浪費癖)が理由で離婚が認められるケースはありますが、ケースバイケースなので一概には言えません。

ひと口に「浪費」といっても、その程度には差があります。

浪費の程度が著しければ「婚姻を継続し難い重大な事由」として離婚が認められる可能性がありますが、そうでなければ難しいでしょう。

まとめ:夫を支えるあなたのストレスケアも大切

以上、借金グセが直らない夫の解決方法を紹介しました。

まずは夫が聞く耳を持ってくれるかどうかを見てみましょう。

話し合いの機会をもとうとしても、夫が全く話を聞かず生活態度を改めないようなら離婚を考える必要があるかもしれません。

ただ、離婚に至るまでにできることはたくさんあるはずです。

安易に離婚するよりも、適切な対処をして夫の借金癖を改善するように努力してみることをおすすめします。