借金で自殺を考えた時、確実に苦しみから解放されるステップ

「仕事が見つからない」

「財産もない」

「借金の利息も増えていくばかり・・・」

借金返済の目処が立たなくなってしまうと絶望に陥り、自殺を考えてしまう人もいるでしょう。

そのようなときは冷静な判断力を失い、適切な対処法が思い浮かばないものです。

しかし、冷静になることができれば一つずつ対処することで解決できる道筋が見えてきます。

相談できるところはたくさんありますので、しかるべきところに頼ることができれば意外とすんなり解決するものです。

このページでは、借金で苦しんでいる人がその苦しみから開放されるために必要なステップについて解説します。

死にたいと感じるのは極度の緊張状態。気持ちをほぐすことが先決

死にたいという思いが頭をよぎるなら、あなたは自覚がなくても極度の緊張状態にあると言えます。

そのようなときは、まず気持ちをリラックスさせることが必要です。

精神が不安定なときは交感神経と副交感神経のバランスがおかしくなっており、特にリラックス時に働く副交感神経が機能していませんので、その働きを元に戻すことが肝心です。

借金がある中では少し難しいかもしれませんが、副交感神経を働かせるために、好きなものを食べて悩みを少しでも忘れられる時間をもつようにしてみると良いでしょう。

「むしゃくしゃしているのに、ご飯を食べたら何だかすっきりしてしまった」という経験は誰しもあるものです。

食べることにはそのような効果があるので、一度、思い切り好きなものを食べてみることをおすすめします。

これまでで楽しかった思い出は何ですか?

現在の状況が苦しいなら、これまでの人生を振り返って楽しかったことを書き出してみましょう。

借金で苦しんでいるような状況だと、今の生活の中に楽しいことは見つけられないかもしれません。

しかし、過去の楽しかった経験を思い出せば、借金の問題を解決してまたそうした楽しい時間をもてるように頑張ろうという気持ちになれるかもしれません。

苦しい思いを誰かと共有することで、気持ちを落ち着けて

辛いことは誰かに話すことで、その気持ちが緩和されます。

自分一人で溜め込んでしまうと、発散する機会がないので余計に自分を追い込んでしまいます。

家族や友人、知人など話せる人がいるなら話を聞いてもらいましょう。

「お金を貸してほしい」という相談ではなく、今後どうすればよいか一緒に話すだけでも気持ちが落ち着くはずです。

信頼できる人がいなければ、専門機関の電話相談を利用

大人になってから借金に苦しんでいる方は、相談できる人が身近にいないというケースも多いです。

そんな時は専門機関の電話相談を利用しましょう。

弁護士会が設置している各地の法律相談センターでは、クレジットカードや消費者金融などの多重債務で悩んでいる人向けの無料相談を行っています。

また、以下で相談するような機関も無料で相談にのってくれます。

相談すれば1人では思いつかないような解決策を提案してもらえることも多いので、思い切って話してしまいましょう。

無料で電話相談ができる自殺防止の専門機関

ここでは無料で電話相談ができる機関を3つ、紹介します。

  1. 日本いのちの電話連盟
  2. 東京いのちの電話
  3. 国際ビフレンダーズ 東京自殺防止センター

1.日本いのちの電話連盟

一般社団法人「日本いのちの電話連盟」は自殺予防のために設置された相談機関で、電話、メール、チャットによる相談が可能です。

チャット相談はTwitterのアカウントで空き状況がわかります。

電話相談はナビダイヤルを利用するのでお金がかかりますが、毎月10日はフリーダイヤル(無料)での電話相談も行っています。

参照:一般社団法人 日本いのちの電話連盟
https://www.inochinodenwa.org/

2.東京いのちの電話

「東京いのちの電話」は日本いのちの電話連盟の都道府県支部のような位置づけのもので、他の都道府県にも同様に設置されています。

年中無休・24時間体制で対応しており、匿名で相談できます。

相談の方法は電話またはインターネットで、相談の中で専門的な話が必要と判断されたときは身体・健康・病気など医療に関する相談が可能な日も設けられています。

参照:東京いのちの電話
http://www.indt.jp/

3.国際ビフレンダーズ 東京自殺防止センター

国際ビフレンダーズは特定非営利活動法人の自殺防止センターです。

名前にあるビフレンダーとは「Be friend」から生まれた言葉で「友達になってくれる人」という意味があります。

ボランティアで働く人たちが苦しみを受け止めて寄り添う形で話を聞いてくれ、むやみに励まさないのをポリシーとしています。

対面や手紙での相談もできますし、電話相談は毎日深夜まで受け付けています。

参照:特定非営利活動法人 国際ビフレンダーズ 東京自殺防止センター
http://www.befrienders-jpn.org/

ネット上への書き込み相談は、中傷を受ける可能性もあるのでNG

掲示板の書き込みやSNSでも相談できますが、そういったところでは不特定多数の人が書き込める状態になっているのでお勧めできません。

誹謗中傷を受け、さらに落ち込んでしまうケースもあります。

特にTwitterやヤフー知恵袋などは控えましょう。

不特定多数の人に話を聞いてもらうと、必ずといっていいほど否定派も現れます。

全てがあなたに対して思いやりのある言葉をかけてくれるわけではありませんから、専門機関への相談が無難です。

ネットで探すなら、自分より悲惨な状況の人を探そう

もしネットで同じ悩みを探すなら、自分より辛い状況の人を探しましょう。

そうすることで、自身を客観視することができます。

「借金が1000万円を超えてしまった」

「多重債務で夜逃げを経験した」

など過酷な状況を経験している人がいれば、「自分はまだたいしたことはない」と思えてきます。

また辛い人の話を聞いて「自分の場合なら返済できるのでは」と希望が湧いてくることもあります。

気持ちが落ち着いたら、冷静に借金を減らす方法を考える

誰かに相談するなどして少しでも気持ちが落ち着いたことが自覚できたら、具体的な対策を考えましょう。

冷静になって考えれば、状況を改善する方法が1つや2つは見つかるものです。

それでも行き詰まってしまった場合は弁護士や司法書士など債務整理の専門家と相談することを検討してみてください。

返済の見通しが立たず先が見えないから、死にたいと感じる

借金をして死にたいとまで感じてしまうのは、返済の見通しがたたず将来に希望が持てないからです。

借金があるかどうかにかかわらず、将来の希望が持てないときは誰でも絶望感を感じてしまうものです。

決してあなただけではありません。

死にたいと感じている場合はうつ病にかかっている可能性もあるので、とにかく誰かに相談する勇気を持つことが大事です。

法律で借金が減らせることを知っていますか?

借金を合法的に減らす手段を「債務整理」と言い、その手続は「過払い金請求」「任意整理」「民事再生(個人再生)」「自己破産」の4種類があります。

過払い金請求は広告を出稿している専門家が多いので、目にしたことがあるのではないでしょうか。

債務整理をする場合も自身の財産をすべて処分するとは限りません。

また、その後の生活に大きな制約を受けるとも限りません。

間に弁護士や司法書士といった専門家が入るので合法的に借金を減らせるとても有効な手段ですが、借金で苦しむまで知らないという人のほうが多いです。

債務整理については次に説明するところで無料相談をすることができます。

相談してみれば道がひらける可能性も高いので、なるべく早めに相談してみてください。

無料で借金相談ができる公共機関

ここでは無料で借金の整理に関する相談ができる公共機関を3つ、紹介します。

  1. 国民生活センター
  2. 全国の弁護士連合会・司法書士会
  3. 日本貸金業協会

国民生活センター

国民生活センターは主に消費者としてのトラブルに関する相談をするところです。

たとえば買った商品に欠陥があったときや、高額なサービスで事前に聞いていたとおりのものが提供されなかったときなどです。

そのため借金の相談をするところではないというイメージを持っている人もいるでしょうが、実際は多重債務に関する相談が多数、寄せられています。

2018年は約1万7000件の相談がありました。

参照:独立行政法人 国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/

全国の弁護士会・司法書士会

全国の弁護士会や司法書士会では、無料で法律相談ができる機会を設けています。

たとえば埼玉弁護士会では月曜日から土曜日まで、法律相談センターにて無料相談が可能です(回数制限あり)。

また、東京司法書士会でも四谷や立川にある東京司法書士会総合相談センターで面談による相談を無料で行っていますし、「司法書士ホットライン」を利用すれば電話での相談も可能です。

参照:日本弁護士連合会
https://www.nichibenren.or.jp/

日本司法書士連合会
https://www.shiho-shoshi.or.jp/

日本貸金業協会

日本賃金業協会では借金の返済に関する相談を無料で行っています。

相談は貸金業協会を訪問して対面で行うほか、電話、FAX、郵便といった方法でできます。

日本貸金業協会は、貸金業者の対応に不満がある場合は必要に応じ、その業者に対する事実の確認や業務の是正・改善を求めることも可能ですし、ADR(紛争解決手続)の申立をすることで貸金業者との間に入って問題を解決することもできます(有料)。

参照:日本貸金業協会
https://www.j-fsa.or.jp/personal/trouble/

自己破産だけが借金の解決方法ではありません

借金を解決する方法は自己破産だけでなく、先述のとおり「過払い金請求」「任意整理」「民事再生(個人再生)」という方法もあります。

過払い金請求は、法定金利を超える金利を支払っている場合、その超えた分について返還請求をするものです。

任意整理は債権者と話し合うことで毎月の返済額を減らし、無理のない返済ができるように調整するものです。

民事再生(個人再生)は裁判所に申立を行い、認められれば借金が最大で9割減額され、残りを3~5年の機関で返済するものです。

こうした手段でどれが最適なのかということは、一般の人には判断が難しいです。

そのため、弁護士や司法書士といった専門家に相談するのが一番です。

その場しのぎで闇金など違法業者から借りるのは最悪

いくらお金が借りられないからといっても、闇金だけには手を出さないようにしましょう。

闇金のような違法業者でお金を借りてしまうと雪だるま式に借金が膨れ上がるだけです。

闇金でお金を借りると10日で1割という法外な金利を請求されます。

利息制限法で定められている金利は最高で年20%ですが、10日で1割なら実質年率にすれば3100%になり、法定利息をはるかに上回ります。

こうしたところに手を出すと、完済するのはほぼ不可能です。

そのため、闇金に手を出すことは絶対にやめましょう。

まとめ:命はお金に替えられない。心を落ち着かせて専門家に相談を

借金を苦にして自殺を考えてしまうような人は、その解決策として他人に相談するという手段を利用していないことが多いです。

しかし、このページで紹介してきたとおり、相談が可能なところはたくさんあります。

相談料が無料のところも多いですし、相談の手段も対面ではなく電話やネットによる相談が可能なので、匿名でも問題ありません。

借金をしていることを他人に相談するのは恥ずかしいことと感じているかもしれませんが、実際に相談してしまえば自殺するほどのことではないと感じるはずです。

なるべく早く、専門家に相談することを考えましょう。