お金を使うことは楽しいことですし、ストレス解消にもつながるので、意識していなければつい使ってしまうものです。
しかし、それではいつまでたってもお金が貯まりません。
お金を貯めるにはお金を使わないようにすればいいわけですが、何となくガマンしてもなかなか続きません。
そのため、お金を使わないようにするためには少し工夫が必要です。
そこで、このページではお金を使わない生活を送れるようになるのに役立つ8つの方法を解説します。
お金を使わずに生活するための具体的な8つの方法
まず、お金を使わずに生活できるようになるために役立つノウハウを紹介します。
これらは習慣として身につけるべきなので1つずつ実践し、少しずつマスターしてください。
- 本当に欲しいものか一度立ち止まってみる
- 代替品や自作でなんとかなるか考える
- 家の中のモノを減らしてみる
- 人のために使うお金や贈り物など控える
- スマホを触る時間を減らして、情報を遮断する
- 財布に1万円以上入れない
- 給料日直後の出費を重点的に気をつける
- 週に1度、お金を使わない日を決める
1.本当に欲しいものか一度立ち止まってみる
「ビビッときた」という理由でつい物を買ってしまう習慣があるなら、買う前に一度、本当にそれを必要としているか考える習慣をつけてみてください。
直感で買って、結局あまり使わなかったものがたくさんあるのではないでしょうか。
物を買うときはテンションが上がっているのが普通です。
そして、そのテンションに任せてしまうと必要もないものにお金を使いすぎてしまいます。
何かを買うときは一度、時間をおいてから買う習慣を身につけると本当に必要なものだけを買えるようになります。
2.代替品や自作でなんとかなるか考える
物を売る側はいろいろと工夫しているので、何か特定の目的に最適化した商品を開発するものです。
洗剤が良い例でしょう。
洗剤は台所用、お風呂用、トイレ用などそれぞれの場所別にわけて売られていますが、実際は重曹1つでもたいていの汚れは落ちてしまうものです。
何かを買おうと思ったとき、家にあるもので代用したり自作したりできないか考えて本当に必要だと判断してから買うようにすると、無駄遣いを減らすことができるようになります。
3.家の中のモノを減らしてみる
家の中には、実はなくても大丈夫なものがたくさんあるものです。
いつか使うかもしれないという理由で保管しておくと、たいして必要でないものまで買い込んでしまうことにつながります。
家の中が物であふれかえっているのであれば一度、大掃除の要領で「断捨離」をしてみてはいかがでしょうか。
断捨離をすると、本当に必要なものが見えてきます。
中にはあとで買い直すものも出てくるかもしれませんが、それ以上に捨てることの効果の大きさを実感できるはずです。
4.人のために使うお金や贈り物など控える
他人にごちそうしたり贈り物をしたりするのが好きなら、その習慣を1度やめてみてください。
食事代をおごってもらったときや贈り物をもらったときは、相手はその場では喜んでみせるものです。
しかし、その人が本当に喜んでいるかどうかはわかりません。
もしかしたら、あなたに気を遣って喜んでいるように見せているだけかもしれません。
もし、本当は喜んでいないようならこれほどムダなお金の使い方はないでしょう。
どうしても贈ったほうが良いと考えるもの以外、安易に贈り物でお金を使うのは控えたほうが良いです。
5.スマホを触る時間を減らして、情報を遮断する
空いた時間にスマホをさわる習慣のある人は多いでしょうが、スマホを見ているとムダな情報もたくさん入ってきてしまい、それがお金を使うことにつながることが多いです。
流行りの食べ物や道具を買うことが多いのであれば、意識して情報を遮断することでお金を使う機会を減らすことができます。
6.財布に1万円以上入れない
財布にたくさん現金が入っていると、ついお金がたくさんあるものと錯覚してしまいがちです。
そのため、財布にはなるべく多くの現金を入れておかないようにすると、お金を使わない習慣が身につきやすいです。
普段、持ち歩く現金は1万円未満にし、可能なら5000円未満にすると余計なお金を使う機会が大きく減るでしょう。
7.給料日直後の出費を重点的に気をつける
給料日の直後はまとまったお金が入るため、つい財布のヒモがゆるむのも無理はありません。
だからこそ、このタイミングはお金を使わないよう意識してセーブすることが大切です。
お金を使うというのはストレス解消にもなるため多少は仕方ないと言えますが、給料日の直後に飲み歩く習慣があるようならやめたほうが良いでしょう。
8.週に1度、お金を使わない日を決める
あなたは普段、1円もお金を使わない日があるでしょうか。
もし、直近でそういう日があったことが思い出せないのであれば、あなたは無駄遣いしてしまう体質の人なのかもしれません。
お金を使わないようにするのは辛いと感じることもあるでしょうが、家にこもっていればそれほど難しくないはずです。
慣れてしまえばお金を使わなくても楽しめることはたくさんあることに気付き、自然とお金を使わない生活にストレスを感じなくなるはずです。
1円も使わない日が1ヶ月で何日ありますか?
普段から無駄遣いをしがちだという自覚があるのなら、1日に1円も使わない日はほとんどないかもしれません。
しかし、意識してそういう日を作ることが、お金を使わない習慣を身につけるのに役立ちます。
決めた1日の中でお金を使わないというルールを設けることで、お金を使いたくなっても他の手段で代替できないか考えるようになるはずです。
できれば最低でも週に1日、月に4~5日くらいはそうした日を設けて達成するようにしていればお金を使わないことが習慣化し、やがてお金を使わないと決めていない日でも無駄遣いをしないようになります。
節約ではなく、やりくりだとやりがいが生まれる
節約=ガマンというイメージがあるので、何となく節約はしたくないと避けてしまう人もいるかもしれません。
しかし、「節約」ではなく「やりくり」と考え方を変えてみてはいかがでしょうか。
節約をやりくりととらえることで、少しは前向きに考えることができるようになるはずです。
そうすれば、どうしたらよりお金を残せるか工夫したくなるでしょう。
日常生活の中で何でもガマンしないといけないと考えていたら、誰でもそのストレスに耐えきれなくなってリバウンドしてしまうものです。
でも、やりくりというのは本当に必要なことにお金を配分することなので、単なる節約だとうまくいかない人でも結果が出せるかもしれません。
まとめ:やがてお金を使わない生活が当たり前になる
お金を無駄遣いしがちな人にとっては、お金を使わない生活というのは修行のように苦しいものと感じるかもしれません。
しかし、お金を使わないことは、慣れればそれほど難しくないものです。
むしろ、身についてしまえばそれまでいかに必要もないものにお金を使っていたのかと感じるはずです。
何も変えずにズルズルと毎日を過ごしていると、いつまでたってもお金が貯まりません。
今日から1つでもいいので実践し、少しずつでも自分を変えて貯金体質に近づけるようにしてみてください。