【目標5万円減!】固定費削減方法を6つのステージに分けて紹介

固定費削減方法を6つのステージに分けて紹介

家計を見直すのであれば何となくすべてを節約しようとするのではなく、固定費から削るのが基本です。

固定費は一度削減すると、その後もずっとその効果が続きます。

そのため変動費の見直しよりも取り組む価値が高いので、家計を改善したいならまず固定費の削減に着手しましょう。

このページでは、固定費の種類とそれぞれの削減方法について解説します。

固定費の見直しは定期的に行って、ムダのない家計を目指しましょう。

今更聞けない、固定費とは?

今更聞けない、固定費とは

固定費とは、毎月一定の金額の支出がある費目をいいます。

たとえば家賃、保険料、携帯電話の基本料金などがその典型です。

固定費に対し、毎月金額が変わるものは変動費と呼ばれます。

たとえば食費や交際費などはその月によって金額が変わるのが普通なので変動費に分類されます。

固定費を見直して削減すると、その後も見直しの効果が続くのがメリットですが、逆に言えば放置するとムダなお金を垂れ流すことになります。

その意味でも、変動費より先に固定費を削減するのがおすすめなのです。

削減しやすい固定費を6つのステージに分けて紹介

削減しやすい固定費を6つのステージに分けて紹介

固定費に分類される費目はたくさんありますが、ここでは6つのステージにわけて解説します。

いっぺんに取り組むと大変なので、1つずつ見直してみてください。

  • ステージ1:住居費を削減
  • ステージ2:保険料を削減
  • ステージ3:車両費を削減
  • ステージ4:通信費を削減
  • ステージ5:公共料金を削減
  • ステージ6:その他の固定費削減

ステージ1:住居費を削減

住居費を削減

最初に見直すべきは、家計の中でウェイトの高い住居費です。

住居費は一番見直しの効果が高いのでしっかり検討してください。

家賃は収入の25%以内に抑える

賃貸住宅に住んでいる場合、家賃は収入の25%以内におさえるようにしましょう。

と言っても、引っ越しをするとまとまったお金がかかってしまうので、よほど大きく家賃を削減できる場合以外は次に引っ越すときの話になります。

新しい住宅に入居するときは、不動産屋を通じて家賃交渉をしてみるのがおすすめです。

たとえ1000円でも値引きしてもらえれば、更新までの2年間で2万4000円も節約になります。

大家さんからみれば、1カ月入居者が決まらないと1カ月分の家賃収入が得られなくなるので、新築物件でもない限りは1000~2000円程度の交渉なら通る可能性は十分にあります。

住宅ローンの金利が高いなら、借り換えを検討

マイホームに住んでいるならご存知でしょうが、住宅ローンは借り換えることが可能です。

現状でも十分金利が安いと考えていても、ここ数年で契約したのでなければ借り換えの余地はあります。

試算するだけなら無料なので、ダメ元で試算してみるのがおすすめです。

ただし、住宅ローンは単純に金利だけでは選べないので注意してください。

公営住宅なら敷金や礼金も抑えられる

引っ越しをするときに公営住宅を選ぶと、敷金や礼金をおさえることができる可能性が高いです。

たとえばUR賃貸の場合は礼金・仲介手数料・更新料がすべて無料です。

賃貸住宅を選ぶときは家賃だけで単純に比較するのではなく、トータルのランニングコストを考えて選ぶのがおすすめです。

ステージ2:保険料を削減

生命保険や損害保険の保険料は、ムダな保障を解約すればその分の保険料が浮きます。

専門知識がないとどこを削って良いか判断するのが難しいので、プロに相談して見直しをしてみてください。

生命保険は掛け捨てが一番

保険には掛け捨てのものと貯蓄型のものがありますが、基本は掛け捨てを選んでください。

貯蓄型を選べば解約したときに戻るお金がありますが、毎月の保険料が高くなるので資金がそれだけ拘束されます。

なお、貯蓄型の保険を契約してから短期間で解約すると損になる可能性が高いので、貯蓄型から掛け捨ての保険に切り替えるときは慎重に対応することが必要です。

医療保険・がん保険は定期的に見直しを

医療保険やがん保険は新しい商品がたくさん発売されます。

健康状態が良ければ見直しを行えば、同じ保障内容で保険料も安い保険に切り替えられる可能性があります。

また、よくわからずに医療保険やがん保険に加入した場合はムダな特約がついていることが多いので、プロに相談して削れるところはないか検討してもらうのがおすすめです。

保障が薄くて不安なら、その分貯蓄を

死亡保険や火災保険のように、万が一のことがあったときに高額な保険金が支払われるものは貯蓄では対応できません。

しかし、入院したときの医療費であれば1回あたりの費用はそれほど高額にならないことが多いので、貯蓄でも対応が可能です。

保険料を節約したいからという理由で保障を薄くしている場合は、貯蓄をしっかりしておいてください。

ステージ3:車両費を削減

車両費を削減

車は金食い虫なので、お金が貯まらなくて悩んでいるなら見直しをする価値が高いです。

1つ1つの費目についてしっかり検討しましょう。

軽自動車への乗り換えで、税金その他の維持費も安く

車の維持費は税金を初めとし、車検代やタイヤ代、ガソリン代などさまざまなものがあります。

一般的には普通車よりも軽自動車のほうが維持費も安くなるので、少しでも車にかかるコストをおさえたいのであれば軽自動車を選んだほうが良いでしょう。

現時点で乗っている普通車を売り、同程度の機能を持つ軽自動車に乗り換えることができるなら、軽自動車に変えることでランニングコストを削減することができます。

自動車保険はダイレクト型なら保険料が安い

自動車保険は代理店型とダイレクト型にわかれます。

一般的にダイレクト型の保険会社は代理店型よりも保険料が安くなることが多いので、保険料を節約したいならダイレクト型の保険会社を選ぶべきです。

ダイレクト型は代理店型に比べて補償が薄いことが多いですが、対人賠償保険や対物賠償保険など保険としての最低限の機能はきちんと備わっています。

そのため、自動車保険は最低限の補償さえあれば良いと考えるなら、単純に多くの保険会社から見積もりをとって一番保険料が安いところを選ぶと、保険料を大きく削減できる可能性があります。

あまり乗らないなら売却してカーシェアリングを利用する手も

マイカーを持っていてもあまり乗っていないのであれば思い切って売却し、カーシェアリングを利用するのも1つの方法です。

カーシェアリングなら月額料金すらかからないものもあるので、マイカーを持っているのと比べれば費用が大きく削減できるはずです。

マイカーを手放すのは少しためらうという方は、「個人間カーシェアリング」というサービスを利用するのも一つです。

自分の車を人に貸し出すと収入が入るので、家計の助けになりますよ。

ステージ4:通信費を削減

通信費を削減

通信費も工夫次第でかなり削減の余地があります。

特にスマホは便利なのでつい別枠で考えてしまいがちですが、削れるところはしっかり削りましょう。

格安スマホや格安SIMなら通信料半額も可能

日本はiPhoneのシェアが高いですが、Androidの携帯なら本体の価格がiPhoneよりも安いです。

そのため、分割で購入しているなら毎月の負担がそれだけ安くなります。

また、mineoなど格安SIMの会社と契約すればDocomo・au・Softbankの3大キャリアと契約するよりも通信料が安くなります。

自身の利用状況に合わせてムダのないプランを選べる会社が見つかれば、大きく固定費が削減できる可能性があります。

自宅でネットをあまり使わないなら固定回線を解約する方法も

自宅でインターネットを仕事に使うヘビーユーザーなら固定回線のほうが良いですが、そうでなければWiMAXなどのルーターを契約し、固定回線を使わないようにすると通信費が安くなります。

固定回線に比べて通信速度が遅くなったり接続がやや不安定になったりするデメリットがありますが、それで差し支えないのであれば、固定回線の解約は選択肢になるでしょう。

解約忘れない?使っていない定額アプリは解約を

スマホアプリの中には月額課金制のものがたくさんあります。

もし、すでに使っていないようなものがあるなら解約しましょう。

こうしたものは見落としがちなので、定期的に確認するクセをつけることが大切です。

ステージ5:公共料金を削減

公共料金を削減

電気代やガス代のような公共料金であっても、工夫次第で少し節約ができます。

「ちりも積もれば山となる」の精神で積み重ねるようにしてみましょう。

電気やガスは使用頻度に合わせて料金プランを変える

電気代の契約アンペアを下げれば基本料金が安くなることはよく知られています。

たとえば東京電力なら40アンペアから30アンペアに下げれば毎月約280円、年間では約3300円安くなります。

必然的に消費電力も減るのでトータルの電気代はもっと安くなるでしょう。

ガス代については、電気と同じような料金プランの変更ができるところはあまりありません。

ガスの場合は次に説明する会社の変更を検討してください。

会社を乗り換えすれば更に安くなることも

以前と違い、今は電気やガスの会社は契約者が自由に決めることができます。

そのため、会社を変えるだけで料金が安くなることは決して珍しいことではありません。

会社を変更するときは乗り換え先の会社に連絡をすれば手続きができます。

意外と簡単にできますし、人数が多い家庭ほど効果が大きいので、ぜひ検討してみましょう。

NHK受信料は一括払いで安くする

NHKの受信料(地上契約)は6カ月前払いにすると370円、12カ月前払いにすると1130円安くなります。

クレジットカードで支払えばポイントもつくのでさらにオトクです。

12カ月前払いなら約7%の節約になります。

ステージ6:その他の固定費削減

その他の固定費削減

以上のほかにも削減できる固定費はたくさんあります。

典型的な例を紹介しておきますので参考にしてください。

新聞はニュースアプリやサイトに代替え

もし、新聞を見栄で購読しているようなら思い切ってやめてみましょう。

新聞を読んでいなくても、会社で話についていけなくなるということはあまりないのではないでしょうか。

新聞を読まなくなってもネットでその分を補えば特に問題はないというケースのほうが多いはずです。

購読中止を迷うなら、購読したまま1カ月くらい読まずにネットで代替してみて、問題を感じなければ解約するようにすると良いでしょう。

利用頻度の少ない会員制サービスや定期購入をやめる

毎月定額の料金がかかるサービスはたくさんあります。

入会するときは動機が強くても、しばらくしてから飽きて放置したままになるのはよくあることです。

こうしたサービスは定期的にチェックしないと解約忘れが生じやすいので、ときどき確認する習慣をつけてください。

スポーツジム、健康食品など

スポーツジムに入会しているものの利用頻度が減っているなら、料金プランを見直すことで毎月のコストを削減することができます。

下位のプランでも問題ないということもあるでしょう。

また、健康食品を定期購入している場合は注意しましょう。

定期購入は単品で購入するより単価は安いですが、消費量が増えて実質では損になっていることもよくあります。

定期購入しているものがあるなら、面倒でも単品購入に切り替えるべきか検討するのがおすすめです。

子供の習い事が家計を圧迫するなら、思い切って辞めることも

お子さんに習い事をさせている場合、その習い事を続けさせるべきか定期的に検討しましょう。

もしかしたら、すでにお子さんが興味を失っていることもあるかもしれません。

子どもの教育の場合は飽きたからといって単純にやめさせれば良いというほど話は単純ではありませんが、学年が変わるタイミングなどでお子さんともよく話し合い、定期的に見直すのがおすすめです。

なかなか削減が出来ない方へ、最強の見直しは「解約」「売却」

最強の見直しは「解約」「売却」

費用を節約したいと考えているけれどなかなかできないという場合は、思い切って解約または売却してしまうことも考えてみましょう。

いつも使っているものであっても、いざ解約または売却してみたらなくても何とかなったというケースは決して珍しくありません。

ズルズルと使い続けてしまうのであれば解約または売却し、まったく使えない状況に追い込むのも1つの方法です。

削減で浮いたお金は投資に回そう

浮いたお金は投資に回そう

固定費の削減に成功したら、そのお金を別のところで使うのではなく貯蓄をするようにしましょう。

せっかく節約しても、安易に使ってしまったら意味がありません。

また、固定費の削減でお金がある程度たまってきたら、そのお金を投資に回すことを考えてみてください。

投資にはリスクもありますが、投資信託を利用したり時間を味方につけたりすることでリスクはおさえられます。

資産運用のスキルは人生において身につけておくべきなので、余裕が出てきたら少しずつ勉強して実践するのがおすすめです。

まとめ:削減で伴う苦痛は一瞬。喜びは長く続く

お金を使うのは楽しいことですが、削減することには苦痛を伴います。

固定費の見直しを行うときも、何を削るか検討するときはきっと悩むでしょう。

しかし、固定費は一度見直せばその効果がずっと続くので、そのメリットはとても大きいです。

たとえ月に数百円の違いであっても、1年2年と続けば決して馬鹿にはできない金額になります。

定期的に固定費の見直しを行うことが習慣づけば普段のお金の使い方にも変化が出て、少しずつ貯蓄体質に近づけるはずです。

これまで固定費の見直しをしたことがなかったのであれば、この機会にぜひ取り組んでみてください。