長い間ブログを運営していると、記事が多くの人から評価されて一定の影響力をもつようになることがあります。
こうしたブログは「パワーブログ」と呼ばれます。
パワーブログの記事は読者の共感を生んだり、行動をうながしたりする力をもちます。
つまり、文字通り「パワー」のあるブログなのです。
このページでは、どうやったらパワーブログができるのか、そしてパワーブログを資産として活用するにはどうしたら良いか解説します。
パワーブログとは?パワーブログになる条件
パワーブログとは、読者に対して影響力をもつブログのことです。
固定読者(ファン)がいるため、検索エンジンからの評価を待たなくても、アップした記事をすぐに多くの人に読んでもらうことができます。
パワーブログは質の良い記事が豊富にあり、かつ、記事に運営者の個性が出ていて、他の人には真似できないような特徴があります。
1記事あたりの文字量も多めなのが一般的です。
そのため、パワーブログを作るためにはまず、コツコツと良い記事を書き続けることが肝心です。
そして、質の良い記事を書くためにはそのジャンルについて詳しくなることが必要です。
個性についてはたくさん書いているうちにあなたの”色”が自然と出てくるので、あまりキャラ作りのようなことを意識しなくても良いでしょう。
テーマ選びが超重要。書き続けられるかが肝心
これからブログの運営を開始し、パワーブログと呼ばれるくらいまで育てようと考えるなら、テーマ選びはとても大事です。
どちらかといえば一過性の流行に終わるようなテーマではなく、長期にわたって需要のあるテーマを選ぶのがおすすめです。
ただ、興味のもてない分野でブログを書いても、そのジャンルが本当に好きな人には勝てません。
パワーブログを運営したいなら長続きするテーマを選ぶことに加え、これならたくさん記事が書けると思えるテーマを選択することも必要です。
雑記ブログはパワーブログか?
雑記ブログとは、特定のテーマを決めず、運営者が自分の好きなことを書くブログです。
そのため、ブログごとに扱われているテーマがすべて違い、複数のテーマに及んでいます。
雑記ブログはパワーブログになりうるかどうかですが、その運営者が特定のテーマについて詳しいという認知がなされれば、結果としてパワーブログになります。
雑記ブログについてはこちらのページをごらんください。

収益化はあとからでも考えられる。固定読者を作ることを優先
収入を得る目的でブログを運営する場合、アフィリエイトリンクやアドセンス広告などをたくさん貼りたくなってしまうものです。
しかし、広告の多いブログは記事が読みづらく、読者からはあまり歓迎されません。
その結果、せっかくいいことを書いていても読者の満足度が落ちることがあります。
そのため、ブログが軌道に乗り、ファンがつくまでは広告の掲載を控えたり、最小限におさえたりするのも1つの戦略です。
ファンがついてから広告を掲載して収益化することもできるので、それまで辛抱できるなら、広告はあまり掲載しないという戦略も検討してみましょう。
なお、ブログのファンを作るためにSNSを活用するのも1つの方法です。
特にTwitterは相性が良いです。
Twitterは他人にアプローチすることができるので、上手にアプローチしてフォロワーを増やしていけば、Twitter経由でブログの認知が上がることがあります。
ただし、収益化を目的とするブログへの誘導が目的だとわかると嫌われる可能性が高いので、その点には気をつけてください。
まとめ:パワーブログ構築には長期間かかる。腰を据えてじっくりと。
パワーブログとして認知されている運営者も、初めからパワーブログに育てようとしていたとは限りません。
むしろ、良い記事を書き続けていたらいつの間にか読者が少しずつ増え、気付いたらパワーブログになっていたというケースのほうが多いのかもしれません。
こうなると、アフィリエイト以外のマネタイズ手段も使えるようになり、ブログが資産化します。
ネット上の記事の質は年々向上しており、もはやアフィリエイトで稼ぐことが目的であっても質の良い記事を書くことは大前提となっています。
パワーブログを狙って作るというのは少々ハードルが高く、時間がかかることなので、まずは腰を据えて質の良い記事をたくさん書くことに集中してみましょう。