現在世界中のWebサイトの中のCMS※1シェア率※2を見てもWordPressが29%を超え、日本国内においては84%を超える数値となっています。
WordPressはオープンソースで作られているので無料で使えるということ、初心者でHTMLなどの知識が無くても比較的簡単に使えるということで人気を博しています。
WordPressには見た目や機能の着せ替えとも言える無数のテーマが配給されています。
これらの多くは今まで機能面での拡張を重視するものが多かったのですが、最近は機能面とデザインの良さを追求したテーマも増えてきました。
今回ご紹介するSANGOもデザイン面にも力を入れたテーマになります。
※CMS(コンテンツ管理システム)
※HTMLをサイトも含めての全世界のWebサイト。3サイトに一つはWordPressで作られていることになる。
SANGOとは
SANGOはサルワカというオウンドメディアを運営している中の人が開発したWordPressテーマになります。
SANGOのテーマは『心地よいWordPressテーマ』をモットーに制作されています。
開設1年で200万PV/月を超えたサルワカのノウハウを詰め込んでいるというだけあり、SANGOもオウンドメディアや収益ブログの運営に強いテーマとなっています。
見た目にも優しくおしゃれなデザインに女性をはじめ、キレイにサイトを作りたいと望んでるユーザーには至極のテーマとなるでしょう。
使ってみてわかったSANGOの良さ6選
今回は実際にSANGOを購入してみて実際に使ってみた上で良さを上げてみました。
あくまで一般ユーザーとしての視点で評価をさせて頂きました。
これからSANGOをご購入の検討をされている方は必見です。
- デザイン
- 見出し・ボタン・ボックスが豊富
- 多彩なショートコード
- 多彩なショートコード
- サイドバーや投稿ページにオリジナルメニューの設置が可能
- CTAを記事下に設置可能
デザイン
SANGOの第1印象はなんといっても優しく美しいデザイン。
SANGOではマテリアルデザインを採用しています。
マテリアルデザインはGoogleが推しだしているデザインで、簡単に言えばフラットデザインよりも立体的で実際に触れるような印象を持つデザインのことになります。
マテリアルデザインについては他に詳しく解説しているサイトがありますのでそちらを参考にしてもらうとして…
SANGOの一番の売りは【つい長居したくなる、心地の良いデザイン】ということで、ユーザーの居心地の良さを第一に設計されています。
私自身もSANGOを最初に見た時には素直に「おしゃれ…」と感激してしまったほどです。
青ベースの柔らかいグラデーションカラーは主張もしすぎず、初期設定の状態で誰でもオシャレなサイトを作れるということは他のテーマにはないオンリーワンの特性とも言えます。
見出し・ボタン・ボックスが豊富
記事をキレイに見せたい人には必須の機能ともいえるでしょう。
見出し、ボタン、ボックスデザインはなんと30類以上も用意されています。
見た目やサイトイメージにこだわりたい人にとってはこれは嬉しいですね。
情報を提供する、という点だけにこだわれば別に文章がつらつらと並んでいればいいのですが、実際その文を読むユーザーにとってはしんどくなります。
様々な色を使って装飾しすぎると目がチカチカして見にくくもなりますが、SANGOに標準の装飾ができるのでサイトイメージからかけ離れることはありません。
多彩なショートコード
SANGOには非常に多くのショートコードが用意されています。
ショートコードというのはある機能やデザインをコード一つで簡単に実装できるものになります。
例えばボックスを記事内に入れたいとして、毎回<div class=””>~</div>と書き込むにせよ、コピペするにせよ手間がかかりますよね?
ショートコードの種類は26種類もあり、どれも便利なものばかりです。
特に気になったものをご紹介すると、
- 補足説明・注意書きといったボックス
- 吹き出し
- モバイルのみ・PCのみ表示
- 特定のタグ・カテゴリーでのみ表示
- レビューボックス
辺りが通常よく使う機能になるでしょう。
これだけ充実していれば記事作成時にオタオタと手間を取られることも少ないでしょう。
サイドバーや投稿ページにオリジナルメニューの設置が可能
SANGOではサイドバーや投稿ページにオリジナルメニューを設置することができます。
ヘッダー部にグローバルナビゲーションとしてメニューを設置するのはデフォルトで設定できるのは当然ですが、このカスタマイズメニューはなかなかすごいです。
何がすごいかといえばこのカスタマイズメニューはレスポンシブでスマホで見た時も同じ様に見えるということ。
スマホになるとメニューはハンバーガーアイコンの様に小さくなってしまうので、この様にPCと見た目が一緒なので、使い方によっては一種のCTAの様に使うことも可能です。
サイトによっては一つのサービスや商品をCTAとして勧めるだけではなく、カテゴリ単位でサイト内を回遊して欲しい、という場合もあると思います。
このカスタマイズメニューはサイト内の回遊率を上げるのに貢献するでしょう。
CTAを記事下に設置可能
アフィリエイトサイトを運営するにはCTAが設置できるかどうかというのは重要ポイントです。
CTAはコールトゥアクション(Call To Action)の頭文字もとったもので、固い日本語で言うと行動喚起ということになります。
行動喚起というとかなり固くなってしまいますが、要はユーザーを意図するところに誘導するということです。
アフィリエイトサイトの場合売りたい商品やサービスというものが必ず存在していると思うので、商品やサービスの公式LPや自分で作った記事等にアクセスしてもらう為の導線を作ることが大事です。
最近の検索エンジンのアルゴリズムは不規則なので、意図していない思わぬキーワードやページが上位表示されることもままあります。
SANGOにもこのCTA機能が備わっているので、そういった別のキーワードやページで辿り着いたユーザーのアクセスを無駄にすることなく自分のクロージングポイントに誘導できるのです。
※説明文や見出しにHTMLタグは使用できません。
ここが残念、今後のSANGOに期待する3つのこと
SANGOもよく考えられているテーマなのでほとんど文句の付け所はありません。
しかし敢えてというかこうなればいいのにという点も踏まえて僭越ながら数点挙げさせて頂きます。
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- デザインの好みが合うかどうか?
- 後からの変更点が多い
- パーツが多すぎる(自由度が高すぎる)
デザインの好みが合うかどうか?
こちらはSANGOの本質とも言える部分ではありますが、デザイン面でのインパクトが強いので必ず「合う人」「合わない人」は出てくるでしょう。
人気のテーマでもあるので、他のサイトでもSANGOを使用しているサイトが増えているので差別化も難しくなってきています。
人と被るのは嫌だ、ふわっとして優しいデザインは自分の求めるサイトには合わないと思うのならSANGOを選ぶ必要がないかもしれません。
後からの変更点が多い
SANGOはリリースしてから数回メジャーアップデートを行っています。
SANGO自体の完成度はかなり高いものですが、更に良くしようというところからアップデートの度に大きな変更点があったりもします。
WordPress初心者さんは子テーマの存在を知らずにアップデートで上書きしてしまい悲しんだ人も多いのでは?
またアップデートは自動アップデートやテーマのところからアップデートできるわけではなく、最新バージョンのファイルをダウンロードし、それをインストール、更に子テーマを使っている人は再度子テーマを適用→ファイルのカスタマイズというフェーズをしなくてはいけません。
機能が改善されたり表示速度の改善は大歓迎なのですが、アップデートに手間がかかるのは少しマイナスかもしれません。
しかしユーザーの事を考えてのアップデートの姿勢は評価できると思います。
パーツが多すぎる(自由度が高すぎる)
良いところでも挙げましたが、このSANGOは各種パーツデザインを膨大な量の中から選ぶことができます。
これは自由度が高くていいことでもあるのですが、反面デザインセンスのない人達からしてみればただ難しいことでもあります。
デザインの組み合わせによってはイメージがチグハグな感じになってしまうことも否めず、どの組み合わせがいいのかを探すのに時間がかかるという本末転倒なことにもなりかねません。
まあ迷ってしまうのであればデフォルトのものを使えばいいだけなのですが…
まとめ:デザインは他にないオシャレ感!キレイなサイトを作るにオススメ
SANGOを使うと初心者でも簡単に【キレイなサイト】が作れます。
キレイなサイトが良いサイトなのかは置いておいて、昔ながらの古臭くて怪しく見えるサイトより、爽やかでキレイなサイトの方がユーザーの受けは良くなります。
またGoogleがマテリアルデザインを推しており、Appleもフラットデザインを採用していることでマテリアルデザインを使用したSANGOはトレンドを抑えています。
機能は必要最低限は否めませんが、無くて困る、クセがあり使いにくいという印象は全くないのでアフィリエイト初心者さんにもオススメが出来るテーマとなっています。