「TマネーってTポイントと何が違うの?」
「Tマネーって何?」と思っている人は多いのではないでしょうか?
この記事では、TマネーとTポイントの違い、Tマネーの特徴、メリット・デメリット、Tマネーの使い方、Tマネーをお得に使う方法などについてご説明します。
Tマネーの特徴は?Tカードにチャージする電子マネー
TマネーはTカードにチャージすることで利用できる電子マネーです。
Tカードを持っている人なら、手持ちのTポイントカードにTマネーをチャージすればすぐに利用することができますよ。
Tマネーの支払いでは月間累計利用金額500円につき1ポイント(Tポイント)がつきます(還元率は0.2%)。
Tポイントとの違い
Tポイントは、楽天スーパーポイント、Pontaポイントのような共通ポイントです。
Tカードを持っていれば、支払い時にTカードを提示で、200円で1ポイント(還元率0.5%)もらうことができます(100円で1ポイントもらえる店舗もありますが少数です)。
主なTポイント加盟店にはTSUTAYA、ファミリーマート、マルエツ、ウェルシア、Yahoo!ショッピング、LOHACO、ガストなどがあります。
Tマネーが使えるTカード
クレジットカード一体型のTカードもクレジットカード機能がない通常のTカードもTカードであればTマネーを使うことができます。
ただし、2014年6月1日以降に発行されて裏面にTマネーの記載がないTカードは、資金決済法の成約で利用ができません。
また、2018年11月1日以降にVisaブランドのTカードは裏面にTマネーの記載があってもTマネーでは利用できなくなっています。
さらに次のようなTカードはTマネーを利用することができません。
Tマネーが使えないTカード
- TSUTAYA発行のVisaブランドTカードプラス
- ファミリーマート発行のファミマTカード(Visaデビット付きキャッシュカード)
- スルガ銀行発行のデビットTカードスルガバンク
- アプラス発行のVisaブランドTカードプラス
- ソフトバンク発行のソフトバンクカード(プリペイド機能付きTカード)
- Yahoo!JAPANカード(Visaブランド)
- TSUTAYA発行の妖怪ウォッチデザインTカード
手持ちのTカードでTマネーが使えるか確認する方法
手持ちのTカードでTマネーを使えるかどうかはTサイトで確認することができます。
TサイトのTマネー残高ページを確認し、「お客様のTカードは、Tマネーサービスがご利用いただけません。」と記載されている場合はTマネーを使うことができません。
Tマネーの使い方
Tマネーを使うには、まずはTカードにチャージする必要があります。
Tマネーに対応しているTカードを持っていない場合は新しく作成してください。
チャージ方法は、Tポイントからのチャージ、クレジットカードからのチャージ、ギフトカードからのチャージの3種類があります。
チャージは1,000円単位で行え、最大30,000円までチャージが可能です。
オートチャージ、クレジットカードチャージをする場合は3,000円以上からチャージができます。
Tポイントからのチャージ方法
TポイントをTカードにチャージするのは、Tサイトから行います。
TサイトからチャージするときにはYahoo! JAPAN IDが必要なので、持っていない場合は新規作成しましょう。
現金チャージの方法
Tマネーに現金でチャージする場合は、Tマネーの現金チャージに対応している店舗のレジで「Tマネーのチャージをしたいこと」と「チャージ金額」を伝えましょう。
チャージに対応している店舗は「Tマネーが使える店舗」でまとめています。
オートチャージ/クレジットカードチャージの方法
クレジットカードでのオートチャージ、クレジットカードチャージができるのは、Tカードプラス、Yahoo!JAPANカード、ファミマTカードなどのクレジット機能付きのTカードのみです。
Yahoo!JAPANカードは、Tマネーが使え、Tポイントを貯めることができる年会費無料のクレジットカードです。
100円で1ポイントもらえるので、還元率は1%です。
Yahoo!ショッピングやLOHACOで買い物をすると毎日3倍ポイントが付くので、Tポイントを効率よく貯めたい人におすすめです。
ファミマTカードもTマネーが使え、Tポイントが貯まるクレジットカードです。
ファミリーマートで火曜日と土曜日にファミマTカードを利用すると5倍のポイントをもらうことができます。
公共料金や金券などの支払いでもクレジットポイントが貯まるので、Tポイントがどんどん貯まりますね。
クレジット機能付きTカードには、左上にTマーク、右上にクレジットカードのブランド(VISA、Mastercard、JCB)マークが記載されています。
また、下記のクレジットカードはチャージに利用できません。
- Yahoo! JAPANカード(VISAブランド)
- デビットTカードスルガバンク
- ファミマTカード(Visaデビット付キャッシュカード)
- ソフトバンクカード
- マジカルクラブTカードJCB
- Tカード プラス(SMBCモビット next)
オートチャージとクレジットカードチャージの設定はTサイトから行います。
TポイントからTマネーへのチャージと同じく、手続きにはYahoo! JAPAN IDが必要なので、持っていない場合は新規作成しましょう、
クレジットカードチャージでは、好きな時に必要な金額をチャージできます。
また、オートチャージでは設定した残高を下回ると自動的に設定したチャージ金額がチャージされます。
例えば、「残高が1,000円未満になったら3,000円チャージする」というように設定しておけば1,000円未満になった時に自動的に3,000円がチャージされるのでチャージの手間がなくなります。
Tマネーギフトカードからチャージする方法
TマネーギフトカードからTマネーへのチャージは、Yahoo! JAPAN ID でTサイトにログインして行います。
【Tマネーギフトカードからチャージする手順】
- TサイトにYahoo!JAPAN IDでログインする
- Tサイトの「Tマネー情報」から「チャージする」を選択する
- 「Tマネーギフトカードからチャージ」を押す
- ギフトカードのPIN番号を入力し、「チャージする」を押す
- チャージ完了
TマネーギフトカードはTSUTAYA、ファミリーマート、ウェルシアで購入することができます。
TSUTAYAでは3,000円、5,000円、10,000円の3種類のTマネーギフトカードを取り扱っており、ファミリーマートとウェルシアでは3,000円から30,000円の間で、1円単位で金額を自由に設定することができます。
Tマネーを利用するメリット・デメリット
Tマネーを利用するメリットとデメリットをご紹介します。
Tマネーを利用するメリット
Tマネーを利用するメリットは、Tポイントが貯まること、支払いがスピーディーなことです。
Tポイントが貯まる
Tマネーで支払うと月間累計支払い金額の500円で1ポイントがもらえます。
また、支払い時にTカードを提示すれば200円で1ポイント(店舗によっては100円で1ポイント)がもらえるのでポイントを2重に取ることができます。
支払いがスピーディー
Tマネーを使って支払いをすれば、支払いの時に小銭やお札を出す手間がなくなります。
手持ちのTカードにTマネーをチャージして使うだけなので、新たに電子マネーカードを作る必要もなく便利です。
Tマネーを利用するデメリット
Tマネーを利用するデメリットは、還元率が低いこと、使える店舗が少ないことです。
還元率が低い
Tマネーは、月間利用金額500円で1ポイントがつくので、還元率は0.2%と低めです。
クレジットカードチャージでポイントもつかないので、お得感は感じにくいでしょう。
電子マネーの楽天EdyやWAONは還元率が0.5%で、どちらもクレジットカードチャージでポイントがつくので、Tマネーの場合は「現金で支払うよりはお得になる」というイメージです。
使える店舗が少ない
Tマネーを使える店舗は約20,000店なので、楽天Edy加盟店が約50万店、WAONが約47万店とくらべるとかなり少ないことが分かります。
使える店舗が多い電子マネーを使いたい場合は、楽天EdyやiD、QUICPayの利用がおすすめです。
Tマネーが使える店舗
Tマネーは全国約20,000店舗で使うことができます。
「チャージと決済ができる店舗」と「決済のみできる店舗」をご紹介します。
チャージ・決済ができる加盟店
下記の店舗でTマネーのチャージと決済ができます。
- ファミリーマート
- ファミマ!!
- TOMONY
- ウェルシア
- ハックドラッグ
- ウェルシアダックス
- ハッピー・ドラッグ
- マルエドラッグ
- NARCIS
- B.B.ON
- TSUTAYA
- 蔦屋書店
- ドラッグイレブン
- ドラッグユタカ
- タウンプラザかねひで
- 東武ストア
- ドラッグストアmac
- カメラのキタムラ
- スタジオマリオ
TSUTAYAのネットサービスは対象外ですが、TSUTAYAオンラインゲームではTマネーの利用ができます(チャージは不可)。
決済ができる加盟店
下記の加盟店ではTマネーでの決済のみができます。
- 福岡ソフトバンクホークス
- 東急スノーリゾート
福岡ソフトバンクホークスの7番チケット売り場とミュージアムショップでTマネーが利用できます。
Tマネーをお得に利用する方法は?Tカードの提示も忘れずに
Tマネーで支払いとすると月間累計500円で1ポイント、Tカード提示200円で1ポイントがもらえるので、合計0.7%の還元になります。
Tマネー支払いだけでは還元率が0,2%と低いため、Tカード提示してTポイントをもらうのを忘れないようにしましょう。
さらにTSUYAYA、ウェルシアなどの店舗では特定の日にTマネーに現金チャージをするとポイントがもらえるキャンペーンを行っています。
クレジットカードチャージやTポイントチャージではTポイントは貯まらないので、このようなキャンペーン時に現金でチャージするのが一番お得なチャージ方法です。
TSUTAYAのお得なキャンペーン
TSUTAYAでは毎週土曜日にTマネーをチャージするとTポイントが5ポイントもらえます。
1,000円以上のチャージが対象で、同じ日に何度もチャージしてももらえるポイントは5ポイントです。
ウェルシア、ハックドラッグ、ウェルシアダックス、ハッピー・ドラッグ、マルエドラッグのお得なキャンペーン
毎週土曜日にTマネーを3,000円チャージするとTポイントが30ポイントもらえます。
また、毎月20日にTマネーを3,000円チャージするとTポイントが60ポイントもらえるのでお得です。
土曜日と20日が重複したときにはTポイントが90ポイントもらえますよ。
マルエドラッグのみ土曜でなく火曜がTマネーチャージでTポイントがもらえます。
ドラッグユタカのお得なキャンペーン
ドラッグユタカでは、毎週土曜日にTマネーを3,000円以上チャージするとTポイントを30ポイントもらうことができます。
同じ日に複数回チャージしても、もらえるポイントは30ポイントです。
タウンプラザかねひでのお得なキャンペーン
タウンプラザかねひででは、毎週日曜日にTマネーを10,000円以上チャージするとTポイントが50ポイントもらえます。
同じ日に複数回チャージしても、もらえるポイントは50ポイントです。
ドラッグストアmac
ドラッグストアmacでは毎週水曜日にTマネーを3,000円以上チャージするとTポイントが15ポイントもらえます。
同じ日に複数回チャージしても、もらえるポイントは15ポイントです。
まとめ:Tポイントをお得に貯めるなら現金からTマネーに乗り換えよう
Tマネーの利用がおすすめの人の特徴をまとめました。
- Tポイントを貯めている人
- クレジットカードを使いたくない人
Tマネーの支払いとTカードの提示でTポイントが貯まるので、Tポイントを貯めている人にぴったりの電子マネーです。
また、TマネーはTポイントからのチャージと現金チャージができるので、クレジットカードを使いたくないけれど電子マネーを使ってお得に買い物をしたい人におすすめです。