危険じゃない!治験バイトで稼ごう。医療に貢献しながらお金を貰う方法

治験バイトで稼ごう

治験とは、新しく開発された医薬品、健康食品、化粧品などの効果を立証するうえで必要なデータを収集するために行う臨床試験のことです。

この治験の対象となることを治験バイトと言います。

通称では治験バイトと呼ばれますが、実際は(有償)ボランティアで、アルバイト代は「負担軽減費」という名目で受け取ることが多いです。

治験バイトが稼げるという話をウワサで聞いたことがある人も多いかもしれませんが、効果のはっきりしない薬などを使うことから副作用が心配で、実際に応募した経験のある人は少ないのではないでしょうか。

そこでこのページでは、治験バイトの仕事内容やどのくらい稼げるのか、副作用の有無など気になる点について解説します。

まずはチェック!治験バイトの仕事内容と報酬について

治験バイトの仕事内容と報酬

新しく開発された薬が健康保険の適用を受けられるようになるためには、一定のデータを集めて国の承認を得ることが必要です。

また、健康食品で「トクホ」の表示を許可してもらう場合も同様です。

治験バイトはこうしたデータの収集に協力する仕事で、開発中の薬(治験薬といいます)を実際に服用したり投与を受けたりして、採血などの方法でその効果や副作用について調べられます。

治験バイトは通院で行われるものと、入院が必要になるものがあります。

通院で行われる治験で受け取れる報酬は1回1万円程度、入院をともなう場合は1日につき2万円程度が相場です。

中には治験バイトだけで生計を立てている人もいるようで、こうした人たちは「プロ被験者」とか「職業被験者」と呼ばれています。

気になる治験バイトの副作用。死亡例もあるが過剰な心配は無用

治験バイトは何もなければ割の良いアルバイトですが、万が一のことがあると副作用(正確には有害事象といいます)に苦しめられるかもしれませんし、最悪の場合、死亡するかもしれません。

万が一、副作用が起きて治療が必要な状態になったとしてもその治療にかかる費用の負担はありませんし、途中で中止することもできます

なお、平成19年のことですが、食欲をおさえることで痩せる薬の治験に参加した男性が、治験薬の服用を開始してから約7カ月後に平滑筋肉腫という病気を発症し、その5カ月後に死亡した例があります。

こうした例はめったにあるわけではないでしょうが、決してゼロではないことも知っておきましょう。

何がお得?治験バイトの3つのメリット

治験バイトにはごく普通のバイトとは違ったメリットがいくつかあります。以下でその例を挙げておきます。

  1. 報酬が高い
  2. 健康診断を無料で受けられる
  3. 入院タイプなら遊んでいてもお金がもらえる

1.報酬が高い

報酬が高い

治験バイトのメリットはその報酬の高さです。先述したとおり通院なら1回1万円程度、入院なら1日あたり2万円程度です。

特に入院をともなう場合は1回の治験で1カ月近くかかることもあるので、その場合はまとまった金額を稼ぐことができます。

2.健康診断を無料で受けられる

治験バイトをするためには事前検査を受けて、健康状態について一定の条件を満たしているか確認することが必要です。

その検査は無料で受けられるので、定期検診の代わりとして利用できます。

3.入院タイプなら遊んでいてもお金がもらえる

入院タイプ

入院をともなう治験バイトの場合、外出できないことを除けば基本的に何をしていても大丈夫です。

1日に1万円を超えるような給料がもらえるバイトだと、ある程度の肉体的なハードさや難易度が求められることが多いですが、治験バイトはそうしたことは求められません。

入院する病院には時間を潰すためのマンガや雑誌、ネット環境などが用意されていることも多いですが、暇すぎることがそのうちデメリットに感じられるかもしれません。

知らなきゃ危険!治験バイトのデメリット

治験バイトは高額な報酬に目が行きがちですが、実際に行ううえではデメリットをきちんと把握しておくことが大事です。

ここでは治験バイトのデメリットを4つ、解説します。

  1. 副作用の危険性
  2. 治験は頻繁に受けられない
  3. 入院タイプは採血の回数が多くて大変
  4. 健康状態が悪いとできない

1.副作用の危険性

副作用の危険性

治験は開発者が想定した効果があるかどうかをみるとともに、副作用がないかどうかをヒトで確かめるために行うものです。

そのため、副作用が起きる可能性はあります

ただし、事前に丁寧な説明を受けることができますし、体調が悪くなったことなどを理由として途中でやめることもできるので、過剰に不安がる必要はないでしょう。

2.治験は頻繁に受けられない

ある治験を受けたあとは、次の治験を受けるまでしばらく時間を空けなければなりません。

仮に期間を空けずに次の治験を受けてしまうと、前の治験で服用した薬などの効果が残っている可能性があるからです。

間を空けるべき期間は決まってはいませんが、おおむね3カ月程度と考えてください

一例として、医学ボランティア機構(治験バイトを募集する組織)では休薬期間を3~4カ月と定めています。

3.入院タイプは採血の回数が多くて大変

入院タイプは採血の回数が多い

治験バイトでは採血がある場合がほとんどです。

中には貼り薬のモニターのように採血がないケースもありますが、実際は1日に4~5回程度の採血が行われることが多いです。

10日入院して50回の採血をされたという体験談もあるくらいなので、注射が苦手な人には向いていないバイトと言えるでしょう。

4.健康状態が悪いと参加できない

事前検査では血液検査、尿検査、問診などが行われますが、これらの結果が悪いと治験に参加することができません。

そのため、治験バイトをしたいなら健康状態を良くすることに努めましょう。

なお、献血をした場合もその後、3カ月程度は採血をともなう治験バイトに応募できないので注意してください。

治験バイトの探し方! どうやって治験バイトを探す?

治験バイトの探し方

治験バイトを見つける方法は、主に次の3つの方法があります。

  1. インターネットで治験募集サイトを探す
  2. 友人からの紹介
  3. 医者からの紹介

インターネットで治験募集サイトを探す

ネット上には治験ボランティアを募集しているサイトが数多くあります。

こうしたところに登録しておくと治験バイトの情報が得られるので、興味があれば登録しておきましょう。

なお、高額な収入が得られる治験バイトを紹介するとうたい、登録料や情報料を請求するサイトもあります。

こうしたサイトは信頼性が乏しいので、できるだけ利用しないようにしてください。

おすすめの募集サイトはVOB(ボランティアバンク)です。

VOB(ボランティアバンク)

https://www.vob.jp/

入院を伴う薬のモニターから、日帰りで参加できる化粧品や健康食品のモニターもあります。

案件数も多く、サイトの運営歴も長いので安心して登録できます。

友人からの紹介

友人や知人で治験バイトの経験をしたことがある人がいるなら、彼らに話を聞いてみるのが良いでしょう。

もしかしたら、過去に受けた治験バイトで新たなモニターを紹介してほしいと頼まれていることがあるかもしれないからです。

医者からの紹介、病院の募集に応募

病院の募集に応募

病気で治療中、医師からその病気の治療に適した未承認薬の治験ボランティアに参加することをすすめられることがあります。

また、病院がホームページで治験ボランティアを募集していることがあります。

病院で募集しているケースは負担軽減費について詳しく記載されていないことがほとんどなので、興味がある場合はその病院に問い合わせて確認することが必要です。

治験バイトの仕事をするための簡単な手順を紹介

治験バイトの簡単な手順

治験バイトを募集しているサイトを利用する場合の流れは以下のとおりです。

  1. 治験バイト募集サイトに登録する
  2. 希望の治験に応募する
  3. 健康診断を受けて合格する

1.治験バイト募集サイトに登録する

仕事を紹介してくれる人がいない場合は治験バイトを募集しているサイトに登録して行うのが一般的です。

ネットで検索し、自宅の近くでできる治験バイトの情報を掲載しているところを探して登録しましょう。

2.希望の治験に応募する

登録が完了すると会員ページで募集中の治験バイトを見ることができたり、メールで新しい治験バイトの募集情報が送られてきたりします。

こうしたものの中から自分に合ったものを探して応募します。

3.健康診断を受けて合格する

治験バイトに応募すると治験の詳しい内容について説明を受けたあと、健康診断を受けることになります。

健康診断で行われる項目は身長・体重測定、血圧、心電図、体温測定、採血、尿検査、問診などがあります

【まとめ】治験バイトのデメリットを把握すれば楽に稼ぎやすい仕事

治験バイトは副作用の危険性もありますが、治験に至るまでは数多くの動物実験などを経ており、ヒトで行われる治験は最終段階です。

また、職業被験者などと呼ばれる人たちがいるところをみると、副作用については過剰に心配はいらないのかもしれません。

心配性な人や採血が苦手な人には向きませんが、リスクをとってでも稼ぎたい事情がある人や、ラクをして稼ぎたい人には都合の良いバイトと言えるでしょう。