一口にアフィリエイトと言っても、そのやり方は初心者向けの方法から上級者向けの方法までさまざまです。
そこで、このページではアフィリエイトのやり方として一般的な9種類の手法を解説します。
始めるうえでお金がかかる方法とかからない方法がありますが、初めてアフィリエイトに挑戦するなら、できるだけお金がかからない方法がいいですよね。
また、その他にも始める前に知っておいたほうが良いことがあります。
どの手法が自分に合うかというのは個人差があるので、解説を参考にして自分に合う方法を見つけてくださいね。
アフィリエイトの種類は大きく2つ。サイトを作るか作らないか
アフィリエイトの種類は大きくわけると、サイトやブログを作る方法と作らない方法にわけることができます。
え、サイトやブログを作らなくてもアフィリエイトはできるの?と思われたかもしれませんね。
サイトやブログを作ってアフィリエイトをする方法は一般に「サイト(ブログ)アフィリエイト」と呼ばれます。
一方でサイトを作らずアフィリエイトをしようと思えば、メルマガやTwitterを活用することになります。
しかしアフィリエイトに初めて取り組む人は、サイトアフィリエイトから始めるのが一般的です。
なぜなら一番簡単で、費用を抑えて始めることも可能だからです。
サイトアフィリエイト以外の方法は、アフィリエイトに慣れてから取り組めば良いでしょう。
サイトへのアクセスを自然に集めるか、お金で買うか?
アフィリエイトで稼ぐためには、自分のサイトで取り扱う商品やサービスを買いたいと思っている人を集めることが必要です。
その方法は大きくわけると、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで自分のサイトが検索結果の上位に表示されるようにする方法と(SEO)、広告を出す方法があります。
SEOとは「検索エンジン最適化」の略で、希望するキーワードで自分のサイトが上位表示されるように対策を行うことの総称です。
SEOが困難だと感じる場合や、SEOで上位表示させるための時間が取れないという場合は、広告を出してアクセスを集めることもできます。
広告を出せばお金はかかりますが、広告費を上回る報酬が得られれば問題ありません。
そのため、SEOである程度の結果を出すことに成功した人が、広告を出してより高い報酬を得ることに挑戦することはよくあります。
広告を出すのはキーワード選定などのスキルが必要であるため、アフィリエイト初心者はまずSEOでアクセスを集めることから始めるのがおすすめです。
一挙公開・アフィリエイト全9種類
では、アフィリエイトの手法9つを順に解説します。
- サイト(ブログ)アフィリエイト
- メルマガアフィリエイト
- 情報商材アフィリエイト
- トレンドアフィリエイト
- PPCアフィリエイト
- アドセンスアフィリエイト
- Twitterアフィリエイト
- アダルトアフィリエイト
- 自己アフィリエイト
サイト(ブログ)アフィリエイト
サイト(ブログ)アフィリエイトとは、サイトやブログを作ってアフィリエイト広告を掲載し、報酬を得る方法です。
アフィリエイトを行う最もオーソドックスな手法なので、迷ったらこれをやるのがおすすめです。
サイトアフィリエイトの場合はサーバー(サイトの掲載場所)を借り、そこにサイトを掲載します。
サイトはhtmlやcssなどの言語を記述して作ることもできますが、SIRIUSのようなホームページ作成ソフトを使用して作るほうが簡単です。
特にSIRIUSはアフィリエイトサイトのためのソフトと言っても差し支えなく、長年、アフィリエイターから愛用されています。
ブログアフィリエイトをする場合、はてなブログやFC2ブログなどの無料のレンタルブログを利用する方法と、WordPress(ワードプレス)というツールを利用する方法があります。
無料ブログを利用する方法のメリットは文字通り無料で始められることですが、利用規約に反しているとある日突然、削除されることがあります。
また、アフィリエイト広告と競合する広告も多く掲載されるので、報酬が発生しにくいというデメリットがあります。
WordPressは世界中のブロガーが利用しているツールです。
WordPressを扱うにはある程度の知識が必要ですが、本格的にブログアフィリエイトをするなら最初からWordPress利用するのも1つの方法です。
ただ、アフィリエイトが初めてであれば、まず無料ブログを利用するのが手軽なので良いでしょう。
メルマガアフィリエイト
メルマガアフィリエイトとは、メルマガの読者を集め、その読者に対してアフィリエイトで扱われている商品やサービスを紹介して報酬を得る方法です。
メルマガの読者は検索エンジンから何気なく来た人と違い、発行者に対して好意的な感情をもっていることが多いです。
そのため、おすすめした商品が売れる確率も高くなります。
ただ、メルマガは読者を集めるのが大変です。
見ず知らずの人にあなたのメルマガを読みたいと思ってもらうことが必要だからです。
そのため、自分のキャラを立ててアフィリエイトをしたい人には向いていますが、自分を出さずにアフィリエイトをしたい人には向きません。
また、好意的な読者が多いことから反応を得やすいのもメルマガアフィリエイトの特徴です。
近年はメルマガよりもLINE@が好まれる傾向にあり、より多くの反応が得たいならLINE@を利用するほうが良いでしょう。
情報商材アフィリエイト
情報商材アフィリエイトとは、情報商材を売ってアフィリエイト報酬を得る方法です。
情報商材とは、何らかの目的を達成するためのノウハウをまとめたもので、書籍やネットで一般的に手に入る方法と比べて発行者のオリジナリティが強いというのが特徴です。
また、情報商材は人間の欲望に直結するテーマが多いといのも特徴です。
たとえば、株やFXでお金を稼ぐ方法、異性にモテる方法、ラクをしてやせる方法などです。
情報商材を扱うASPで代表的なものは「infotop」です。
人間の欲望に直結するテーマを扱う商材は購買意欲が強いので、そのニーズを持つ人をうまく集めることができれば大きく稼ぐチャンスもあります。
この方法はメルマガアフィリエイトとも併用しやすいので、メルマガを発行して上手に運用するノウハウがあるなら向いています。
トレンドアフィリエイト
トレンドアフィリエイトとは、記事を書くときのネタとしてテレビや週刊誌、ネットなどで話題になっているものを取り扱う方法です。
たとえば芸能人のスキャンダルや放送中のドラマ、公開されたばかりの映画に関する情報など、とにかく旬の話題を扱うのです。
ネタを集める手段はメディアをよく観察することが基本ですが、そのほかYahoo!リアルタイム検索やGoogleトレンドなどのツールを利用する方法もあります。
トレンドアフィリエイトのメリットは、当たれば大きなアクセスを獲得できることがある点と、ネタ探しに困らない点です。
情報収集が得意な人に向いています。
デメリットは、旬が終わるとアクセスが一気に減るので努力が積み上がらず、常に新しい記事を更新していかないといけないという点です。
初心者でも比較的簡単に始められることからライバルも多く、テーマや切り口での差別化が成功のカギとなります。

PPCアフィリエイト
PPCアフィリエイトとは、GoogleまたはYahoo!の検索結果や、Facebook内に掲載される広告を利用する方法です。
PPCとはPay Per Clickの略で、PPC広告はクリックされる回数に応じて広告費が生じる仕組みです。
広告を見た人がクリックして訪れるページにアフィリエイト広告を掲載することで、報酬を得る仕組みです。アフィリエイト報酬が広告費を上回ると期待されるときに採用されます。
SEOで自分のサイトを検索結果の上位に表示させるには、ある程度の時間がかかります。
しかし、広告を出せばすぐ、訪問者からよく見てもらえる位置に広告を掲載することができるため、掲載したその日から訪問者の流入が期待できます。
ただし、広告掲載を希望する人が多いキーワードの単価は高くなります。
広告が1回クリックされただけで数千円の支払いが必要になることもあります。
そのため、単価の高いキーワードで広告を出すなら、どのくらいの訪問があればどのくらいの成果があるのかということを緻密に計算するスキルが求められます。
初心者のうちは、こうしたものがあることを知っておくだけで良いでしょう。

アドセンスアフィリエイト
アドセンスアフィリエイトとは、サイトやブログ内にアドセンス広告(Google AdSense)を掲載することで報酬を得る方法です。
アドセンス広告は訪問者の関心に合った広告が自動で掲載され、かつ、クリックされただけで報酬が得られるのがメリットです。
広告を選ぶ手間が不要なうえ、アフィリエイトで扱われていないテーマの広告も掲載できるメリットもあります。
1回のクリックあたりの平均単価は30円程度といわれています。
しかし、実際のクリック単価はジャンルによっても異なるので数円ということもあれば、1000円を超えることもあります。
広告をクリックするのは訪問者のごく一部なので、いかに多くのアクセスを獲得するかが稼ぐためのポイントになります。
なお、アフィリエイト広告とアドセンス広告を併用してサイトやブログの運営を行っている人が多いですが、アドセンス広告を掲載するためにはGoogleの審査を通過しなければなりません。
最近は審査を通過するのが難しくなっているので、掲載するだけである程度の努力が必要になっています。

Twitterアフィリエイト
Twitterアフィリエイトとは、狭い意味ではTwitterのつぶやきにアフィリエイト広告を掲載して報酬を得る方法のことです。
広い意味ではTwitterで集客し、アフィリエイト広告を掲載しているページに誘導して報酬を得るやり方も含みます。
普段からTwitterをよく利用していてフォロワーが多い場合や、フォロワーを増やすテクニックをもっているなら前向きに検討すると良いでしょう。
ただし、Twitterは利用規約が年々厳しくなっています。
アフィリエイト広告をたくさん掲載すると通報され、アカウントが停止になるリスクがあるので注意してください。

アダルトアフィリエイト
アダルトアフィリエイトとは、成人向け動画の会員獲得など、成人向け商品の広告を掲載することで報酬を得るものをいいます。
アダルトアフィリエイトのメリットは、1度獲得した顧客が会員でいる限り継続して報酬が入る仕組みを採用しているところがある点や、そもそもの需要が大きい点です。
デメリットは、利用できるサーバーが限られていることや、仮に稼げても他人に堂々と知らせることができず、後ろめたさがあるという点です。
文章力があまり問われないので、こうしたことが問題にならないなら取り組んでも良いでしょう。
自己アフィリエイト
自己アフィリエイトとは、アフィリエイト広告のある商品やサービスを自分で購入することを通じて報酬を発生させるものです。セルフバックともいいます。
ASPの中にはセルフバックの専用ページを設けているところが多くあります。
その中から購入したいものがあれば、購入することで報酬を得ることができます。
クレジットカードの申込みやFXの口座開設など、1件で1万円を超える報酬の得られる案件もあるので、購入できるものがないか探してみましょう。
ただし、この方法で継続して大きく稼ぐのは難しいです。
あくまでも、広告を掲載する前に自分で試してみたいときや、お小遣いを稼ぎたいときに利用する程度にとどめましょう。

まとめ:複数やるのが安定して稼げる
アフィリエイトをするうえでは、リスクを分散するという視点が大事です。
サイトを作っても、狙ったキーワードでの順位下落によってある日突然、稼げなくなるということが起きる可能性があります。そのため、複数のサイトを運営することが大事です。
アフィリエイトの手法にも同じことがいえるので、できれば以上で解説してきた方法を併用することが望ましいです。
そうすれば、1つの手法がダメになっても他の方法で乗り切ることが可能です。
どの方法が良いか迷うのであれば、最初はサイトアフィリエイトから始め、慣れるまでは1つの方法に集中して早く結果を出せるようにしましょう。